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Posted by 京つう運営事務局  at 

2007年06月03日

木曾檜で打つ能面の打ち方

能面教室について

能面は木曾檜で打ちます。先日オールアバウトの取材で宇治の能面教室へ伺って教えてもらいました。南禅寺の実家を2年前に改築いたしまいたが、大正時代に京都の町中から移築された町屋でした。床と天井を取りますと、何本かの柱は足元が腐って上からぶら下がっている状態でした。
何回かの建て増しを木造住宅ですのでしてきていたのですが、全面改装は始めてでした。

杉の柱がほとんど湿気で腐っていたのに対して、古くても檜はしっかりと残っていました。
哲学の小道の下の場所に建っていて、
疎水を上に頂いていますので、湿気はどうしても・・。

木の性質を考えさせられた体験でした。
ですので、能面は「檜」その中でも寒さや日差しが一定な木曾のもの、
が使われるのには、納得がいきました。

あの世とこの世の行き来がテーマの能、その能面。
感情と理性が共存する無表情・・・
上のリンクの記事を読んでいただいたら、その作り方の工程がおおむね
理解できるように書いたつもりですが、
伝えきれたかな?  まぁ、難しいですね。
  


Posted by 諏訪 幸子  at 12:51Comments(0)京都