京つう

ゲストブログ  |京都府南部

新規登録ログインヘルプ



スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by 京つう運営事務局  at 

2008年04月27日

スイッチ さとうさくら作


スイッチという小説を買って、読んだ。
新しい作家のもので、表紙が宇野アキラの絵であったのと
今どきの漫画のようなイージーリーディングやと思って買った。

西村しのぶの漫画や、蛇とピアスの漫画、
働きマンの漫画・・・などと一緒に買ったのだから
まんがのノリで。

ちゃんと小説してました。
帯では、「ライ麦ばたけの捕まえて」と比較してありましが、
サリンジャーのように壊れずに青春を生きる苫子が描かれていました。
主人公の名前は苦しいの字を少しいじってあって、
息苦しい、生き苦しい、いまどきの短大卒のもと優等生のお話です。

蛇とピアスよりずっと肩肘はってなくて、ノンフィクションでした。
年代が違うのに、めったにない事でしたが
「似てる」と主人公のティストに寄り添ってしまうという
不覚をとりながら読んでしまいました。 お勧めです!

  
タグ :スイッチ


Posted by 諏訪 幸子  at 15:14Comments(4)