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2010年06月30日

水無月


弘道館の待ち合いのしつらえです。
掛け物は、利休の息子の字だそうです。
利休の字の几帳面さが見えません。

水指は、けまり だそうです。
サッカーにちなんで。

今日は、上田秋成的茶会・・・ということで
こちらに参っておりました。
弘道館
煎茶の茶会です。
ホームページを読むと・・菓子屋の「老松」の名が。
きっと・・

水無月のおいしいのが食べられる!・・・と
見当を付けてでかけました。
ドンピシャ!小さめに作った美味しいのが
お茶請けです。
お流派は大阪の一茶庵。。
玉露の氷茶仕立てでした。

上長者町で、マンションになるところを
助けられて・・・今日の夏越しの茶会の舞台。
まだまだ、いっぱい直さないといけないような
建築ですが、それはええ家でした。
運の強い家やったんですね。
江戸期の文人が住んでいた場所だそうで、
お茶室も〇〇斎の写しとのことです。
御所の見える場所やので・・・。

お抹茶もええですけど、
文人趣味の煎茶はこれからのお茶かもしれません。
普通の家で急須でのお茶がどんどんなりを潜めて。
パンダみたいに珍しくなったら、人がよります。
私も紅茶のカップの方が、煎茶器よりええもん持ってますし。

緑いっぱいのいくつかのパターンの庭を持つお宅でした。
これからも、たくさんイベントを企画されるそうです。
ああいったものが、消えるのが嫌やったら・・
足を運んでお金を払う!
しっかりせんと、「ええなぁ」思ってるだけやと
・・・・なくなります。。。
好きなもんにはどうぞ、参加してお金を払ってくださいね。




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Posted by 諏訪 幸子  at 21:51 │Comments(4)お茶室

この記事へのコメント
お金って目的のための手段にしか過ぎませんが、ないと保存の維持費も出ませんからね^^
Posted by 旅行 at 2010年06月30日 22:31
旅行様、そうですね。
好きなコーヒー店でも、
行かなければ・・・閉店になります。
自分の財布で好きなものは守れるかもしれません。
特に文化は。
京町屋で、店をやってて・・・なお思います。
Posted by 諏訪 幸子諏訪 幸子 at 2010年07月01日 10:17
本当に!

わかっているつもりでいましたが、
これだけわかりやすく書かれると、
なるほど!と目からウロコ、
大きくうなずきました。

自分の大切なもの、好きなものは
それを使い、
そこへ行き、
それに関わることで
お金を払い、それがそのものの維持(特に文化は)
につながるんですね。

自分の好きなもの、場所には
今以上にどんどんからんで、交わっていかないと、
と改めて思いました。

千里の道も一歩から・・・。
Posted by はち at 2010年07月05日 11:47
はち様、コメント有り難うございます。
重く考えずに、気楽に好きなことには
お金を出して参加する・・・。
その+αが 人生を面白くしてくれますよね!
一歩・・一歩です。
Posted by 諏訪 幸子 at 2010年07月05日 22:49
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