2010年05月21日
中式煎茶教室
宇治で、中式煎茶(工夫中国茶)を教えています。
蘇州で知ったお茶で、茶葉は蘇州と台湾を主につかっています。
中国茶は色でカテゴリーを分けます。
白茶: 軽く発酵させたお茶で、『不炒不揉』といって、釜炒りも、揉捻もしない「白牡丹」、など
黄茶: 生産量が少なく、とても高価。 軽く後発酵させる(悶黄)。後発酵は、揉捻の後、乾燥の前に、行われる。茶葉も、水色も黄色く、アミノ酸が多く、渋みがない。「君山銀針」、「蒙頂黄芽」 など
緑茶: 生産量が最も多く、種類も非常に多い。 殺青といって発酵を止める作業を、釜炒りで行う。(日本茶が、蒸すのに対し、釜炒りは、釜の中で、炒める方法)「龍井」、「碧螺春」、「黄山毛峯」 など
青茶: 烏龍茶を代表とする半発酵のお茶。発酵の度合いは、ごくわずかで、緑茶に近いものから、高発酵で、紅茶に近いものまで、色々ある。発酵といっても、ヨーグルトのような菌の働きによるものはなく、葉の中の成分の変化によるもの。「凍頂烏龍」、「岩茶」、「鉄観音」、「東方美人」 など
紅茶: 完全発酵のお茶。現在は、インドやセイロンが有名だが、元々、中国福建省で生まれた。リーフティー(工夫紅茶)と、ブロークンティー(碎紅茶)に分類される。「祁門」、「英紅」 など
黒茶: 麹菌の働きで、後発酵(渥堆)させたお茶。 ワインのように、ビンテージ物が高価に 生茶タプと、人工的に作る熟茶タイプとある。 「プーアル茶」 など
漢字の読み方は日本式でもOKですが
青茶 チンンチャ
緑茶 リュウチャ
白茶 パイチャ
黄茶 ファンチャ
紅茶 ホンチャ
黒茶 ヘイチャ
おまけの
花茶 ファチャ
緑茶 リュウチャ
白茶 パイチャ
黄茶 ファンチャ
紅茶 ホンチャ
黒茶 ヘイチャ
おまけの
花茶 ファチャ