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2013年10月21日

ボーフラ

雲林院寳山の湯瓶です。茶会の準備で匂いぬきしています♪
来週の水曜日、ちょっと大きなパーティーを白沙村壮で開きます。
そのイベント?でお煎茶を淹れます。
お道具は、橋本関雪氏手書きも出していただけるのですが、
自分のものも持ち込みます。

涼炉やぼーふらという素焼きの湯ビンも
関雪氏が道八で焼いたと思われる品が
用意されていましたが、古いものですが
コレクターのもとにあったのか、使ってありません。

炉は炭をいれますので、一度使うと汚れます。
ですから、今回は使うのをご遠慮して
自分の持っている寶山を持ち込みます。

自分の持っているものも、少し古いもので
未使用です。
こちらは、粟田の寶山のもので、
風格のある山水が刻んであります。


湯ビンは竹がすっきりと刻んであり
当日の白磁に
竹が描かれた関雪の作と同じテーマです。
偶然です。
これしか、持っていないので選びようもなく
今週は1週間かかって匂い抜きをしています。
素焼きで、中も昔ながらのそのままですので、
土の匂いがなかなか抜けません。
しゅっと水を吸って、加熱すると湯気を吹きます。

ぼーふらという名は、面白いのですが、
かぼちゃに似た形の湯ビンですから
江戸期にポルトガル語からきたそうです。
あぼぼら  といったらしいですが、
中式の茶壺(急須)にはよくかぼちゃ型があります。
あちらが、紫砂で焼いて赤茶に仕上がるのに
比べると日本の清水あたりは白泥で、
肌色にしあがります。
きれいです。

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Posted by 諏訪 幸子  at 18:05 │Comments(0)お茶のサロンお茶会とお料理

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