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2010年12月01日

栄西お茶


次回の宇治で月1回開いているお茶のサロンのために
九州で求めた栄西茶です。(林屋辰三郎さんはヨウサイとルビをふってました)
・・・ただ、彼から直接歴史を習ったであろう私の父は「漢字はどう発音してもよい」と
折につけ言っておりましたから・・エイサイでもヨウサイでも。。

釜炒り茶です。
中国の緑茶(リューチャorリョクチャ)はほとんどこの釜炒りです。
ウーロンの青茶(チンチャorアオチャ)はまた違います。殺青方法ですが。

佐賀で求めました。一袋1000円くらいです。
100グラム1000円のお茶がおいしい店はOKです。
中国でもまぁ50グラム1000円くらいでしょうか。
知らないお茶を買う基準。

知ってるお茶は、
うちの普段使いの煎茶は1200円から1500円くらいです。
そのぐらいのお茶を飲んでも罰はあたらないかと・・・
100%宇治茶に近いものです。
(宇治茶の定義は結構複雑で、一昔前はブレンドの技術でしたから
宇治産の茶葉を使わずにもできました。しかし、今は、3割は使わないと
宇治茶とは言えないはずです。そして、宇治のエリアの定義が今は
宇治市産ならよかったのでしょうか?じゃあ、木津は?朝宮は?)

このお茶は

第2火曜日に開いている宇治のサロンで
今回、お花を学びますので、その前に
煎茶をお出しするのに使うつもりです。
宇治の煎茶ももちろん用意しますが・・・
遠いところから用意したものはやはりご馳走。

栄西禅師は、1191年に宋の国から茶の種を持ってかえり、
佐賀県脊振山(吉野ヶ里)の霊仙寺石上坊に日本で初めて播いた
といわれていて、明恵上人にもこの頃に分けたということです。

明恵上人ゆかりの高山寺のお茶畑はうちの吉田茶園さんが
管理してられます。
日本でのお茶は800年前ころに作られたのでしょうが、
製茶法は、釜炒りが中国からの技術として伝えられていたのでしょう。

宇治では、基本的に、蒸し製法で、釜炒り茶はありません。
静岡も同じように感じます。
九州では、結構手にはいります。

お味くらべが楽しみです。




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Posted by 諏訪 幸子  at 11:27 │Comments(0)お茶のサロン

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