2007年05月16日
京都サイクリングツアーさんの仕事で・・・
普段から、京都サイクリングツアーさんには、光泉洞をコースでお使いいただきます。
京都駅から御所へ行く途中ですので。
今回は新しく、2階での「おばんざい体験ツアー」で二組のフランスからのお客様をお迎えしました。
着物姿のくまちゃんと12時ごろにはおあげ、菜っ葉、調味料などを用意して待ちます。
下のキッチンでは、寿美さんがメインを「鯵の南蛮ソース」で、生麩や生湯葉、山椒ミソなどを作ってスタンバイ。
流暢なフランス語の通訳さんと若いガイドさんを連れてご到着。
菜っ葉とお揚げさんのたいたん を実演。
油もお出汁も使わない、一番シンプルな焚き方をお教えしました。
それは、熱心にメモを取ってられて、
フランスで、なんの菜っ葉がつかえるのか・・・
質問がでます。
「マーシュ」の大きなものなどと中国菜でどうでしょうか?
と言う事で、メモをとられます。
作り方(レシピ)
酒水(日本酒+水)60cc
醤油薄口 大匙1から2
塩 小さじ3分1
砂糖 大匙1
お揚げ 1枚
菜っ葉 1束(300g)
お揚げと菜っ葉は4センチ長さに切る
お揚げは二つに渡して端から細切り(油抜きなし)
菜っ葉は洗って4cmに切る(水はのこす)
酒水に調味料を全ていれ
弱火でお揚げを煮付ける
お揚げがふくらんできたら
菜っ葉を全部いれ、
ちょっと火を強めて中火で
たえず箸でうごかしながら
菜っ葉の水分を引き出しながら煮て行く。
水気がなくなったらできあがり。
作ってみてください。
ちょっと作り方が違うけれども(わたしはほんの少しだけ昆布だしを使います)、昔はこんなのばっかり食べていたし。
最近はみず菜でもやっていまーす。
光泉洞さんのおばんざい、ホントにおいしそうな懐かしい感じですね!
店でも、焚き方は3~4種類あります。
その中で一番シンプルなのをお教えしました。
揚げが上質であること、
菜っ葉が新しい事が条件となり
出汁をつかったりごま油をつかったりと
変化させます。
畑からとれたてか、前日のものか・・
冷蔵庫で数日か・・・