2012年03月02日
お水とり

東大寺のお水とりが始まりました。
京都では、昔からお水とりの頃は、冷えるといいます。
これがすんで、琵琶湖が荒れて(比良八講)そのあと、春がきます。
お水とりの水は、
曾祖父の出の福井若狭の
神宮寺から送られます。
桜の季節は、それはすばらしい山寺です。
八百比丘尼が歩いていそうな場所です。
若狭は日本海の自然な湾で、大陸や半島との
古くからの行き来の場所です。
お茶も、一番古いのは、九州とも
比叡山のふもととも言われていますが、
偉い、お坊さんが、大陸から運んできたものです。
うちの楽市で扱っている吉田銘茶さんが
高山寺のお茶畑も管理してられます。
今は、接ぎ木が可能ですが、昔は種でまいたそうです。
大陸からも
種で、もってきたものでしょう。
お水とりが終わり、比良八講のあれじまいがすむ頃、
宇治では、お茶畑の準備がはじまります。
八十八夜(5月はじめ)にむけて・・・
季節とともに、お茶の作業開始です。 » 続きを読む