2009年02月22日
馬頭琴@琵琶湖
モンゴルの馬頭琴を初めて聞きました。
奏者は大阪市立大学博士課程を今春を終えられる
ホトランガさんというモンゴルの音楽家です。
「スーホの白い馬」で始まり、モンゴルの「黒い馬」という
曲で終わりましたが、荒城の月、なだそうそう、等
日本の緩やかなメロディのいくつかも演奏してくださいました。
歌は草原を超えるように朗々と。
場所は琵琶湖そば、
空と草原の変わりに、空と淡江がひろがります。
モンゴルの衣装は「空」の色や
雲の模様が多いと言ってそのような民族衣装で。
馬頭琴は名前のとおり、馬の頭の堀物がしてあります。
昔のものは皮を三味線のように張ってあったそうですが、
今は板。
弦も弓も馬の毛が使ってあります。
一説にはバイオリンの原型とも言われている
楽器です。
チェロのようにして弾かれますが、
指が上から抑えるのと、下から抑えるのと・・・
故郷の風のおとや、空の動きを思い出しながらの
演奏は、聞くものに沁みました。
これからも、茨木に住まれて、演奏活動を続けられるそうです。
また、馬頭琴を聞く機会もあるのかも・・・
生まれて初めて、モンゴルの音楽との出会いを楽しみました。