2012年07月12日
姫緋扇
これは、庭の野カンゾウです。
祇園祭の頃に咲くこともあり、
花の色が緋扇ににていることもあって
この名前で呼びます。
姉小路を歩いていても、祇園祭の季節
一輪ざしに生けてあるのを見ます。
いちはつ系の緋扇は株がおおきくて
一輪ざしは無理です。やはり水盤ですね。
先日の「ゆかたもめんの茶会」で飾りました。
当日はつわぶきの根じめがもっとしゃっきりでした。
花を野にあるように・・・・たっぷりの葉と一緒に。
夏の気配濃厚。
となりの扇子は
コンセント隠しですが・・・
この茶会一番のごちそうで、秋野不矩さんの
「蟷螂2匹」
母の自慢で、夏はよく持ち歩いていました。
晩年 渡河で、水牛を描かれた不矩さんらしい
主題です。
どちらが・・・オスでどちらが・・メスでしょう?
答え→ 向かって左がメス。 まん中がオス。
理由は・・理科が好きな人はご存知ですよね。
でも・・・本当かどうかは わかりません。
出産のむごさをそういうカマキリのお話にしたのかもしれません。
まん中に描かれた 間の抜けたオスがなんとも・・・・・