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2007年06月25日

龍のひげ(玉龍)の花と昨日の花の会@町屋

龍のひげ(玉龍)の花と昨日の花の会@町屋

宇治の家の庭の玉龍(日本庭園のグランドカバー)に花がいっぱいつきました。
薄紫の小さな花で、これが、まん丸の紫に少し瑠璃色のかかったきれいな
玉がつきます。

子供の頃から好きな植物ですが、和風の家の前栽の下にはよくありました。
光泉洞の坪庭にもいれたのですが、ほぼ95パーセント消滅しました。
日当たりがわるすぎるのと、シダに負けたのでしょうね。
光泉洞の坪庭は山の気配がちょっとするようにワイルドです。

玉龍はもうちょっとデリケート。
昨日の花の会

龍のひげ(玉龍)の花と昨日の花の会@町屋
奥の間が、岸さんのパーフォーマンスの舞台になりました。
中の間(だいどこ)が、見学の人達の場所に・・

坪庭を背負って、奥の間が床の間を持つ
一番ヒエラルキーの高い部屋の役割を
自然にしてしまいます。

日本人の持つ本能的な場の使い方が
共通の認識になって行動をともないます。

昔、町屋の坪庭には井戸があることが多く
いのちをつなぐコミュニティーが形成されていました。
奥の庭スペースは共有されていたのです。
ですから、奥の間はいまでも
オフィシャルなにおいを残し続けています。
龍のひげ(玉龍)の花と昨日の花の会@町屋

どこか東北の方からやってきたに
違いない「ナナカマド」の木が
奥の間で坪庭を背負って
いのちの詩を歌いにきてくれました。

初夏に薄い紅葉をしているこの枝に
その訳を聴きたいと思ったものです。


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Posted by 諏訪 幸子  at 19:14 │Comments(2)諏訪幸子の気まぐれ日和

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この記事へのコメント
光泉洞さんの
柔らかな光の下で見るお花達は、
とっても優しい色合いでした。
それでいて奥の間は光が強く
しっかりと差しているようで・・・
それはきっと、私自身が花生けに
深く入り込んでしまうような空気感だったからでしょうね。
坪庭から(雨の中も)弱く差す光に、
お花達は日本人の琴線に触れるよな
色合いをかもし出していたような気がします。

昨日の花会、
静かなお花たちだったのではないでしょうか・・・
Posted by Fairy 岸 at 2007年06月25日 22:53
お花と日本家屋の光が作る世界が
独特ですね。
見慣れたはずの風景がよその国のように
見えるのは魔法の世界ですね。

いい1日でした。
有難うございました。
Posted by 光泉洞諏訪 at 2007年06月25日 23:00
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