京つう

ゲストブログ  |京都府南部

新規登録ログインヘルプ



2007年06月18日

宇治橋

宇治に住んで、御池の店へ行くには、近鉄で観月橋を渡るか、
JR奈良線で、宇治橋を渡るかして、京都へ行きます。

とくに、観月橋を渡ると、お天気が急に変わる事があります。
桃山御陵の山並みの西を通って京都です。

やはり宇治橋を渡って、六地蔵から桃山の山に沿って京都へ入るのも
似たようなお天気の変わり目があります。

黄檗山のあたりに都の墓所があって
その鎮護の寺院の建立にあわせるように
平等院が立てられたのですから、
まぁそんな地です。
英語で平等院を紹介するときには
貴族のビラ(別荘)と訳します。

ずっと気になっていた事に、
宇治の町の英語表記が
Tale of Genji Town
となっている事です。
カンタベリーテールの
影響があるのでしょうか?
英文学はそれから始まりますから。

しかし、源氏物語は

帖や巻をtale
で受けてしまっては、
単発ですすむお話といった
イメージがします。
tale はないやろう・・・といつも思います。
誰がきめたんやろう?
専門家なんやろうね。

宇治十帖の地では
ありますから、まぁ源氏物語の
町なのでしょうね。
中心の光源氏が亡くなってから
その息子の世代が繰り広げる
悲劇が宇治十帖ですね。
完璧な光源氏
が、動物性の匂宮と
精神性の薫宮とに分裂して
しまって、もうどうしても
幸せはこない
光源氏を失った後の祭りが・・・宇治の物語ですね。

坪庭には光が必ず必要です。
水と石も必要です。いのちのもとですね。
光がない地は精神性と動物性が分裂してしまうのが
宿命なのでしょうね。

同じカテゴリー(諏訪幸子の気まぐれ日和)の記事画像
12月25日の記事
ハロウィン
秋めい菊と朝顔
おめでとうございます
4月2日の記事
2月23日の記事
同じカテゴリー(諏訪幸子の気まぐれ日和)の記事
 12月25日の記事 (2023-12-25 08:52)
 ハロウィン (2023-10-26 07:30)
 秋めい菊と朝顔 (2023-10-07 06:56)
 おめでとうございます (2022-01-04 07:25)
 早梅雨 (2021-05-23 21:28)
 4月2日の記事 (2021-04-02 08:32)

Posted by 諏訪 幸子  at 17:44 │Comments(0)諏訪幸子の気まぐれ日和

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。