2007年03月30日
紅茶ルール11項目byオーウェル
先日のリビングエフエムさんでのおいしい紅茶の入れ方講座で、参考にした資料のご紹介です。
イギリスのジャーナリストであり「動物農園」や「1984年」といった未来小説などを残しているジョージ・オーウェルが、「1杯のおいしい紅茶」と名づけられたエッセイ集とエッセイを残しています。
原題は、「Orwell's Life-style」ですが、その中の1編のエッセイの題が翻訳のタイトルにもなっています。1946年にイブニング・スタンダード紙に書かれたものです。
第二次世界大戦中のイギリスがバックグラウンド。
本人もこのオーウェルにとっての完全な紅茶の入れ方の11項目の譲れない点は、2項目は大方の賛同を得る。4点は激論の種になると言っています。
しかし、インド生まれのイギリス人オーウェルと紅茶の付き合いはイギリス紅茶の原点です。

1.インド産がセイロン産の葉を使用する。
2.陶磁器のポットでいれる。
3.ポットはあらかじめ温めておくこと。暖炉の棚で・・。
4.1リットル強のポットに茶葉は茶さじ(6cc)山盛り6杯
5.葉はじかにポットにいれる。葉はポットの中で動ける事。
6.ポットを薬缶に近づけること。 レンジのそばでいれる。
7.紅茶ができてきたらかき混ぜるかポットをゆする。
8.カップはマグ型が冷えないので望ましい。
9.乳脂の少ないミルクをつかう。
10.まず、紅茶からそそぐ。ミルクは後でないと濃さが調節できない。(最大の激論点)
11.ロシア式でないかぎり砂糖は使わない。(ロシア=サモワール)
イギリスはミルクティーの地であり、日本に比べて気温の低い地です。
ビールのように苦い紅茶を楽しむのがオーウェル流であったようです。
1カップは多分240ccとおもわれます。
濃い熱い紅茶にミルクをいれ暗く寒い書斎で、若い頃のインドや警察官として赴任したビルマに思いをはせながら、すごしているオーウェルが目い浮かびます。
「人間が人間にとどまるためには、生活の中にシンプルなものをたぶんにとどめておく必要がある・・・」と彼は言っています。
お茶狂いの私としては、本当に共感します。ただ、私はもっと香りのある薄い紅茶を好みます。香りのためには97度の湯温度が私の譲れない1項目です。
「1杯のおいしい紅茶」 著者 ジョージ・オーウェル
訳 小野寺健
発行 朔北社
イギリスのジャーナリストであり「動物農園」や「1984年」といった未来小説などを残しているジョージ・オーウェルが、「1杯のおいしい紅茶」と名づけられたエッセイ集とエッセイを残しています。
原題は、「Orwell's Life-style」ですが、その中の1編のエッセイの題が翻訳のタイトルにもなっています。1946年にイブニング・スタンダード紙に書かれたものです。
第二次世界大戦中のイギリスがバックグラウンド。
本人もこのオーウェルにとっての完全な紅茶の入れ方の11項目の譲れない点は、2項目は大方の賛同を得る。4点は激論の種になると言っています。
しかし、インド生まれのイギリス人オーウェルと紅茶の付き合いはイギリス紅茶の原点です。
1.インド産がセイロン産の葉を使用する。
2.陶磁器のポットでいれる。
3.ポットはあらかじめ温めておくこと。暖炉の棚で・・。
4.1リットル強のポットに茶葉は茶さじ(6cc)山盛り6杯
5.葉はじかにポットにいれる。葉はポットの中で動ける事。
6.ポットを薬缶に近づけること。 レンジのそばでいれる。
7.紅茶ができてきたらかき混ぜるかポットをゆする。
8.カップはマグ型が冷えないので望ましい。
9.乳脂の少ないミルクをつかう。
10.まず、紅茶からそそぐ。ミルクは後でないと濃さが調節できない。(最大の激論点)
11.ロシア式でないかぎり砂糖は使わない。(ロシア=サモワール)
イギリスはミルクティーの地であり、日本に比べて気温の低い地です。
ビールのように苦い紅茶を楽しむのがオーウェル流であったようです。
1カップは多分240ccとおもわれます。
濃い熱い紅茶にミルクをいれ暗く寒い書斎で、若い頃のインドや警察官として赴任したビルマに思いをはせながら、すごしているオーウェルが目い浮かびます。
「人間が人間にとどまるためには、生活の中にシンプルなものをたぶんにとどめておく必要がある・・・」と彼は言っています。
お茶狂いの私としては、本当に共感します。ただ、私はもっと香りのある薄い紅茶を好みます。香りのためには97度の湯温度が私の譲れない1項目です。
「1杯のおいしい紅茶」 著者 ジョージ・オーウェル
訳 小野寺健
発行 朔北社
私もお紅茶が好きです。
それで、外では戴かない事にしています。
なかなか、美味しいお紅茶を戴けないからです。
ストレートで戴く事が好きですが、ミルクティーにする場合は、初めから温めたミルクで戴きたいほうです。
昔実家では、コアントローをたらして戴くのも、していました。
湯温は、私は沸騰した直後のお湯と習って、そうしてきましたが、97℃というのは、どのようにして、計るのでしょうか。
興味深いことですね。
これは、コーヒーも似ていますが、
煮えている薬缶をちょっと落ち着かせて
荒熱が冷めたらいれます。
「ぶぶぶっ・・」のお湯は使いません。
95度でもOKですが、これはヒーターの
入った居間や春から秋です。
ポットの95度でOKです。ポットは
原則温めませんので、入れたとたん温度は
下がります。500ccは入るポットの場合です。
カップは温めます。
そう、コーヒーもそうなんですよね。
私はコーヒーも、沸騰した瞬間の、水中の酸素が失われないうちに、と思い込んでいたら、少し落ち着かせると本で読み、ビックリしました。
お抹茶もそうですねぇ。
私は中国茶も好きですが、こちらも熱湯はNGですか?
いつか、お店にうかがいたいものです。
そうそう、時々我が家のブログに来ていただいてありがとうございます。
そそられますねぇ。
時々テレビで観る中国茶のお作法、例えば、あるお茶だと、なんか、急須とか全部入れてお湯を掛けて温めるのですよね。
私の場合、中国茶は凍頂烏龍茶から、始まりました。
大丸さんにお店があったので、お花の咲くジャスミンティーを自分のために張り込んだりしているだけですが、茶漉しのついたカップは持っています。
いつか、あの綺麗な茶器で飲んでみたいものだと思っていたのです。
一学期に一回くらい来てくれはります。
大丸のお店がなくなって残念・・・。
第2火曜日の10時半から12時半くらいです。
1度、ゲストでいらしてください。
それより先に京つうの町屋ブログが21日に・・生麩のランチ食べがてら
いらっしゃいませんか錦から歩いて10分くらいです。
仕事は、やはり、土曜日が一番忙しいです。
休日は日曜日、唯一の自由になる日。
それ以外の日は、籠の鳥と言いますか、魚屋の焼き物と、串ものと、まかないと、伝票作成と等々・・・に追われています。
手がすいたら、掃除とか、ですね。
でも、諦めていませんし。
いつか、きっと、寄せていただきますから。
お待ちいたしております。