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2009年11月19日

名前の事

「幸子」という名前の平凡さに・・・
子供のころはちょっとゲンナリとしていた。

弟は「卓」
2人兄弟なので、
姉は幸せに・・・
弟長男は、卓バツした人に・・・という
親の思いだろう。

戦争に負けて、ちょっと一息。
やっとすべての日常が
自然に回り始めた昭和20年代の終わりごろの
世の中の空気を反映した名だと思う。

近頃は、子供の名前が
独特すぎて、時に読むことがかなわないと幼稚園の先生の言葉。

ひらがな3文字の名前とかも登場している。
明治時代の女性の名前はひらがな2文字だった
事を思えば、時は流れてますます同じかもしれない。

それはさておき、
幸子や卓といった名前が普通過ぎた時代。
普通であること、戦争に壊されずに、積み重ねることのできる未来への願い。
そんなものが、託された名前が私達の時代の名前かもしれない。

青春をすっかり戦争に持っていかれた
父母の世代のそんな思いを乗せて・・・

普段着と学校着とよそいきの服があるきりだった
小学生時代、テレビ、子供用自転車、オーディオ、洗濯機、
何もなかった日本がひとつずつ獲得していった時代。
その時代を生きて・・・
物が溢れる今日を迎える。

さて、幸せで、卓バツした日本を私たちは、作れたのか?
全ての人々がほぼ食べることができ、
全ての人々が春夏秋冬の服を何枚も持ち、
まぁまぁな今日があるように見える。
・・・・しかし・・・・なんか負けてる気分が抜けない
そんな世相の今日このごろ。
ふと、自分たちの名前の事を思った。
名前は大事。。。つい本人の人生も影響されてしまう。
Are you happy?



タグ :戦争

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Posted by 諏訪 幸子  at 22:27 │Comments(0)諏訪幸子の気まぐれ日和

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