初煎会

諏訪 幸子

2017年01月12日 23:12

抹茶の世界では、「初釜」にあたるのが、
煎茶の二條流では、「初煎会」
初煮といわれるお流派もあります。

8日にお家元の初煎会が済み、
各教室でも茶席をしつらえます。

今年の私の「空中庵」のテーマは
富士。
酒井抱一の富士の絵のポップなのをかけて、
小さな餅花をつけた柳をたらして・・・
真ん中に寒山拾得をイメージして
竹の小さな箒と茶がきの道具を。。。

お菓子は藤団子を熱田神宮から取り寄せて、
高坏にもって、煎茶箸を添えて。

抹茶と違って細い先の煤竹。
もとは、茶がき を使ったといわれていて、
中国茶のお道具の「茶通」とにています。

京都のど真ん中で、京都から遠い
ものを取り合わせて開きました。
茶椀は、ジノリで・・・・お正客の茶碗は赤い鶏!
コケコッコーです。

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