魔女の時間

諏訪 幸子

2010年11月19日 11:35


11月の第3水曜日
白沙村荘 ら雲洞 での写真です。
橋本妙館長の料理教室を終えて
台湾のお大尽からのお土産の
白ごう烏龍茶を私がお淹れしている写真です。

生徒さんのNさんが、携帯で撮ってくださったのですが
光の加減が素敵です・・・・

若い頃読んだ倉橋由美子の小説で、
古い建物の喫茶店で働く二人の女性が
年をとって・・・魔女のような雰囲気を出す・・というくだりがありました。
それを思い出しつつ・・・
その日のお料理は、
ゆずをしぼって酢の物の仕上げに使うこと、
いこみの蕪のお料理。
カキご飯。
などだったと思うのですが・・・まぁ
ええ加減なものです。私の記憶。

なにより、覚えているのは、
関雪が買って帰っていた
明の時代の陶器。
有田や、九谷がめざしたであろう色が
全て拝見できる小鉢でした。
柄は文人柄。
お椀もまるくて素敵なものが、やはり
これは、日本のものですが、
関雪所蔵のお品だそうです。。。

100年前くらいのものが持つ力が
魔女を生むのでしょうか・・・
この場合の「魔女」は館長様です。。。





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