食茶

諏訪 幸子

2009年01月12日 13:21


写真は玉真です。
光泉洞のお茶漬けで使っている茶葉です。
そのまま料理に使うのに向いています。

光泉洞のお茶漬けは
玉露の薄い所を
そのままご飯にのせて、
お茶漬けあられと抹茶も添えて
上からお湯を注いで、
自分で、お客様が作って
食べていただく形です。

私が扱っている
楽市のお茶
は、宇治の玉露専門農家、吉田園の栽培のものです。
吉田家のそばの畑で、手塩にかけて育てられた茶葉です。
有機で、低農薬の作りです。

地産地消・・・顔の見える人の作ったものを
地元で食べる幸せ。

玉露の茶葉の薄く揉むうちにこぼれる
部分のみのお茶です。

お茶には一般的に言って
疲労感、眠気をふせぐ、カフェイン
神経細胞を守りリラックスさせるテアニン(玉露に多く含む)
血圧の上昇をおさえるサポニン、とr-アミノ酪酸、
虫歯予防のフッ素、ほかに、
身体の調子を整える ビタミンA,C、B2、葉酸、
E,カリウム、カルシューム(!)までが、
少しづつ豊富に含まれています。
毎日の喫茶が命をサポートしてくれるのは
もちろんですが、
食べるお茶で積極的にとりいれるのは
健康食品系のビタミン剤などより
身体にとっては自然で、
効果的ではないでしょうか?

多量に人工的に摂取しても
ほとんど、対外に出てしまうとも
言われていますね。

まぁ、食べるお茶の王道は、
「抹茶」ですね。
お茶葉をてん茶にして乾かして
石臼で挽いて・・・
練って、または点てて、
まるまるいただくのですしね。

お正月のお抹茶の習慣も大切にしたいと思っています。

明日は中国茶のサロンですから、
抹茶をいれて、平安の昔に中国から
渡ってきたお茶に思いを馳せながら
女正月(小正月)をいたしたいと存じます。
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