陽明文庫@虎山荘

諏訪 幸子

2008年09月15日 22:19


2008年9月14日、ご紹介くださる方に恵まれて
仁和寺のそば、近衛家の別荘だった虎山荘の文書保管庫
「陽明文庫」を訪れました。
竹藪にかくれるようにある日本建築と倉庫です。
両方とも、昭和の建築物です。

終戦処理の相談がされた別荘で、
文庫長のお話では、国体を守るため
天皇に法皇になって退いていただき、
仁和寺にお入りいただいて、
側近はこの虎山荘で、お守りする・・・
といった事が話されたそうです。

その陽明文庫には藤原道長の日記をはじめとして
春日縁起絵巻などが展示されていました。
本当に倉庫を開けていただいて
狭い空間で見せていただく臨場感は
ありました。こういった文書が万を超えて
保管されているそうです。
絵巻はともかく、読めないですねぇ。。。漢字。
今でも和紙のホコリの匂いが思いだされます。

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