新築で京町家を作るということ・・・
平成の京町屋をテーマに今、光泉洞の隣に新築を始めました。
古い町屋の再生と違って、現代の建築基準法や、消防法に
しばられての建築となります。
京都の景観を守る上で、このコーナーは
光泉洞と里見画廊さんに挟まれた大切な角地です。
以前、古道具屋さんがあって、光泉洞と双子のような
町屋だったそうです。
写真は見た事があります。
バブルで地上げにあって、駐車場だったものを
待って、待って、譲り受けました。
隣に変なものが建ったら「光泉洞」が腐るので。。
さて、町中の京町屋3階建てです。
敷地の有効利用と西陣や花街に残る3階建てを
踏襲しました。
軒をそろえて、作り上げます。
鉄骨を選んだのは、
木造を選んだ場合その木を漆喰のようなもので
覆って、木のままでは使えない法律があります。
鉄骨で、壁や木のデザインを駆使したほうが
より町屋の意匠を残す事が出来るとの判断です。
でも、建て方が始まって、今日の様子。
鉄骨はごついですねぇ~。
町屋らしい姿になってくれるのを祈る思いでみています。
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