田の字地区と「光泉洞」の地図

諏訪 幸子

2007年05月06日 21:35


光泉洞の地図です。地下鉄「烏丸御池」駅から5分たらず。
京都の中京と呼ばれる真ん中です。
わらべ歌に「まる たけ えびす に おし おいけ あね さん ろっかく たこ にしき し あや ぶったか まつ まん ごじょう」  と呼ばれる 姉小路(あねやこうじ)に面しています。
田の字地区と呼ばれる 洛中の中の洛中です。
洛中は平安時代の洛陽と呼ばれた朱雀大通りより東側の地域の真ん中といえます。
唐の都を模した時代の名残の名前です。ちなみに、西側は長安とよんだようです。

今その洛中の御所より南、五条より北
河原町より西、堀川より東を田の字地区と呼びます。
田の字のかたちでいうと真ん中は烏丸と四条(御池?)でしょう。
八坂さんを中心とすれば四条
二条城を意識すれば御池でしょうか?

まぁ、光泉洞は間違いなく、洛中の中 田の字地区の真ん中にありますね。
加茂川から東は文化圏も少し違います。
わたしは左京の大文字山のそばで育っていて、
この中京の真ん中の文化は少し珍しいです。

京都弁のリズムも中京はよりゆっくりですね。
「おいやすやろ?」といったいいまわしは、
左京では聞きませんでした。
狭い京都ですが、文化は明らかに加茂川をこえると違いました。
そして、堀川から西も違うと思います。
でも、育っていない地域でよくわかりません。
これからも、新しく学べると思うと嬉しいですね。
京都の深さが嬉しい年になりました。
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