お抹茶の点て方

諏訪 幸子

2010年03月05日 11:29


抹茶椀を温める。
抹茶をこさじ大盛り1杯いれる。
お水をおおさじ1杯いれて、錬る。
ポットのお湯(90度)を130ccほどいれて
茶せんを前後に振って底にはつけずに
泡立てるつもりで点てる。

・・・・で、だれでもふんわりと入れることができます。
昨日、光泉洞にお昼
アメリカの森林の学者さんがいらしていて、
食後に蘇州茶をお手前していた時、
お茶は、全部「カメリア・サイネンシス」という種類の木と
教えてくださいました。
多言語がお上手で、お寿司のネタになっている
魚をすべて日本語でおっしゃいます。
昨日の「いわし」はサーディンと教えてさしあげました!
イワシのお寿司はさすがにアメリカにもないようです。

さて、その続きで、
椿種の木にのみ
「テアニン」というアシッド系の
成分があって、それは命にとても
良いものであると話してくださいました。
何故か、他の木や植物にはないそうです。

お茶の先生方が長生きなさるのは
業界では常識ですよね。
茶葉をすりつぶした抹茶を
いつもいただくのはビタミンCの補給も
兼ねて、結構な習慣です。

茶は南方のか木にして
百薬の長なり・・・
の茶の教えを思い出しつつ
ちょっと素敵な
アメリカの40代の学者さんに
お茶を点てた午後でした。

光泉洞のお茶漬けは
玉露のお茶葉をそのまま
食べていただく珍しいものです。
一度、ながいき目指して
お召し上がりください。
これも、お湯はぬるめです。
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