南座の顔見世

諏訪 幸子

2008年12月21日 22:42


京都の年末の楽しみは「顔見世興行」
南座の舞台はおおきすぎず身近に役者さんを見ることができます。
席が昔ながらで狭いのですが、
その分天井が高く見えます。
赤い提灯がならび、合天井がきれいです。
玄関の照明もクラシック

なんとも優雅です。
今日のマチネでは、
加藤清正の船の舞台、近江にちなんだ藤娘の舞踊、
名刀で石を切る舞台、森鴎外の短編小説を舞台にしたもの・・・などを
楽しみました。

仁左衛門と玉三郎のきれいな姿と
海老蔵の悪役がとても印象に残りました。
華やかな舞台と鼓や三味線の音色がまだ体の奥に残っていて
なんとなく酔ったような気分が続いています。
10時半の開演、3時半ころに終わりました。
お弁当は花萬さん・・お茶は持参しました。。。
おまけに
ロビーのご祝儀の写真です。
贔屓すじからの役者さんへのお祝。。

こんな風に並べてあります。
知っているお店からのものを見つけると
おもわず役者さんの名を確認していまいます。
青竹、松葉でにぎにぎしいことです。
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