秋の遠足に行きました。

諏訪 幸子

2008年10月30日 21:17


奈良の美術館めぐりの遠足へ行ってきました。
MKの小型バスの貸切で、
9時10分宇治出発→奈良県立万葉文化館→石舞台講演そば夢庵のお昼→大和文華館→ル・ベンケイでお茶タイム→宇治着6時半でした。
奈良で、中谷美風先生と合流して、美術館の解説をしてくださいました。
万葉文化館では、「田中一村」
大和文華館では、「崇高なる山水」
の展示をご案内くださって、普段と違う見方で作品を見ることができました。
一村はともかく、北宋の国宝指定の墨絵などは・・・地味なばかりで
見方がわかりません。 2次元の絵に入りこむ見方を教えていただきました。

万葉文化館

赤米のお昼

エスプレッソとプリンパフェのティータイム!

田中一村の血のにじむような
人生に触れたあとで、
楽しいお昼とお茶・・・・
自分の人生のええかげんさに
ちょっと嫌悪感・・・しつつ
美味しい一日が今日も終わりました!

一村の名は、神童だった彼が7歳で
文部大臣賞をとったのをその父が
喜んで米邨という号を与えたのを
39歳の時に一村と改めたそうです。
奄美に移り住んで、
生活に追われながら絵を描き続けた自分を
狂った一匹狼と呼んだようです。
最後の作品に近いアダンの絵が今回
生誕100年を記念しての100の作品中
最高のものとして展示されています。
・・・・・お好きなら・・会いにいかれたら、答えて
くれる作品です。何を彼が目指したのか・・・が
集大成として感じられる作品でした。
そして、最後まで、その作品のひとつの石の
姿が満足いかないと言っていたと
美風先生の解説でした。
田中一村のブログページに
使った写真が、そのアダンの絵のパンフです。
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