英語サークル宇治幼稚園クラス

諏訪 幸子

2008年05月09日 09:12


宇治幼稚園で保護者を中心に教えている
英語絵本のサークルはもはや25年くらいになります。
何百冊かの絵本を読んできているはずです。
同時に二つのクラスがあって、
伏見にもクラスが二つあって・・・

今年は、久しぶりにイギリスのジェイコブスの「三匹の子豚」
で、新学期をスタートです。
忘れもしない、初めてサークルをスタートした春に
8人の保護者をあいてにテキストに選んだ絵本。

貧しさでやしなえなくなった母ぶたが、
三匹を送り出す・・ストーリーで、
一匹ずつ藁の家、枝の家、レンガの家を作って
次々と狼に食べられて、3匹目だけが、知恵比べで
狼に勝って、最後はスープに狼をいれてぐつぐつ炊いて
食べてしまう・・・一番オーソドックスなお話です。

文学や、お話は善悪とは関係なく存在します。
命のイメージが口伝えのおとぎ話として
今日まで残っているのですが、文字に
固定された時、変化を止めるのと同時に
モラルの検証の対象になってしまいます。
3匹の子豚は、ディズニーを引き合いに出す事なく
各自が知っているストーリーにバラエティがあって
絵本を読むのにとても面白い素材です。
中には、狼までお友達に・・・というのもあれば
狼のおなかに石をいれて・・・のパターンに
なっているものも・・・・お話のミステリーゾーンです。

JR小倉駅そばの幼稚園で木曜午前のクラスです。
大人対象です。

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