おかたづけ

諏訪 幸子

2008年03月15日 09:20


秋野不矩さんの茶扇子(男サイズ)と徳斎のふくさ を風通しして
たんすに片付けます。

飛び魚の絵だと思います。
もう50年以上前に描いていただいたものです。
父が「さんま」というあだ名の教師だったので、
その結婚のお祝いに羽をつけて描いてくださったのでは?
今年生誕100年の展覧会があるはずです。

白の画家といわれていらして、
最後は黒(水牛や仏の背景)で終わらはったように
感じます。
再生されるきっかけとなった「少年群像」の
中の一人ととても親しく
父母がしておりました。
イサムさんには、鬼の絵を良く描いて
もらったのを覚えています。
そして、タバコの煙で輪を作ってもらいました。
子供の頃の思い出です。
イサムさんはインドへ行ってしまって、
それから会うことが少なくなりました。
カナダから帰ってきて
沖縄へゆくと行って立ち寄られたのから
長い年月がたちます。

そのイサムさんと再会したのが、
沖縄の石垣のそばでした。
今はまた、岡山のあたりに
かえってきてはりますよね。
ふくさんのたくさんの子供さんのお一人の
すばらしい絵本をかかれる画家さんです。
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