伏見の松本酒造さんのお道具

諏訪 幸子

2008年03月06日 23:14


これは、薄茶器・・・抹茶の入れ物。。
棗型ではないようです。
来週の「桃の茶会」のお道具を今日
お茶の先生と一緒に相談に行ってきました。


横から見るとこのように。。
棗とは違ってふたが上に載ります。
型も広くて丸い。
扇面の模様が桃の時期らしく、
お茶室が本当に暗くて、天井からの自然光が淡くて・・
ご亭主となられる松本様が遠州流とのことで、
ちょっと華やかなこの入れ物に決めました。

蒔絵が、松竹梅
ふたに梅、松
身に竹の扇が開きかけ・・


ええですね。。
ふたを取ると・・

どうも、碁石を入れる型の器みたいです。
薬器かとも見えますが、ふっくりかげんが、碁石入れ型でしょう。
それは、抹茶碗も 楽しいものが次々と
江戸期のものも混じって、使わせていただきます。
お流派は、先生のお裏で・・・。 宇治の
中国茶サロン 宇茶楽のために開いてくださいます。贅沢に感謝。

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