熊肉の雑炊

諏訪 幸子

2013年07月17日 08:12

徳山すしの〆です。薄切りが、ほんの少し入ります。獣臭さ無し♪
冬にとったものを保存してあったのではないでしょうか?
徳山鮓では、
シカ肉、さくらます、鮒ずし、青背の馴れずし(サバ?さんま?忘却)
鮒ずしの飯でつくったデザートなど出ました。

すべて、食べやすく、量も少なく
匂いが気にならない工夫がされていました。

米のごはんを発酵食品で大量に
食べる・・・贅沢といった
日本古来のかたちではなく

珍しいものをおいしく食べる
工夫がとてもよくされていました。

私の思い出では、子供のころ
鮒ずしはぷっくりした魚卵のところだけ
小さじに半分ほどとって、
あつごはんに乗せてそれだけ食べる・・と
いったわがままな食べ方です。

今回、蜂蜜がのって
魚卵以前の小さな切り身がでてきたのと
鮒ずしを囲む飯(いい)の白さが時代の変化を
感じたところです。

食べやすく、川も魚肉も全部、おいしくいただきました。

最後の〆は、ごはんではなく
写真のような熊の雑炊でした。
卵雑炊に少し肉がはいったものでした。
夏に熊雑炊、これは、これで、贅沢な経験です。

関連記事