ノウゼンかづら

諏訪 幸子

2012年06月25日 09:12

今夏最初の一輪目です。
この花は、初夏と晩夏 2度咲きます。
きれいな花で、
沖縄では、ムラサキのものを見たことがあります。
つるです。

根に毒があって、
本来庭木には使用しないものです。

日本庭園ではない事もあり
このごろ、「これはダメ」という
節度がなくなって、なんでもありです。
奇麗だから・・・いいやん。
私も大好きな色と花です。
でも、できるだけ庭のはしっこに植えています
・・・・せめてもの節度かなぁ。。。
節度はだいきらいな言葉のひとつです。
「とことん」自分でやってみないと
何も分からないと思って生きてきました。

しかし・・・とうとうお茶などを楽しむようになって
節度の修練中です。
苦手やから。。

今、ハーバードの名教授
サンデル博士の「What money can't buy 」
を読んでいます。
日本語の訳で。
とことん、牧師の説教に似た授業です。

でも、善いアメリカ人の理屈がオンパレードで、
アメリカ系のミッションスクールで育った私には
とてもとても懐かしい。

このところ、自粛や、忖度や、自制や、内部規定やらで
がんじがらめな社会の側面にげっそりする気分があって
そういった事態の裏の賄賂性を
理解するのにとても役に立つ理論展開です。
日本の社会の生きにくさもこのアメリカ的な
朝顔のような理論で少しは整理できるように思います。

ようするに・・・「あかんことはあかん」
腐敗するようなことはするな。
賄賂はあかん・・・という事ですね。
市場経済(おかね)の経路がたたれないように
自粛したり、自制したりするのは
その行為自体にわいろ性がある。
アメリカの場合はもっとわかりやすく表だって
いますが。。インセンティブ等。
時に教育現場や医療現場で。

私の今週の考えるネタです。
さて、下は、友人からメール添付のプレゼントの
花の写真です。
テイキンザクラと名がかかれています。貯金みたいな名前ですね。

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