花に嵐のたとえもあるさ・・サヨナラだけが
今日も、とうとう宇治では、雨が降り始めました。
桜が満開なのです。
この時期には、必ず
「花に嵐のたとえもあるさ・・・さよならだけが人生だ」という
フレーズを思い出します。
雨にぬれたり、風に吹かれる桜は風情があります。
桜の幹が黒くなって桜色が一段と明るくなります。
上のフレーズはある作家の有名なものです。
第二次世界大戦のおり元気に執筆して
戦後、たまがわ上水にながされた人です。
自殺? 他殺?・・・当然無理心中でしょう。
さて、旅にでるたびに・・・からなズ
帰路の乗り物に乗っていることを
予測して・・・最後の乗り物に乗るとき・・
「やっぱり・・」と思います。
私なりに、予行演習をしているつもりです。
桜が咲くと・・・後何回見るのだろうと思います。
最後の桜がきっと来るのを
待っている自分がいて・・・その時、
思い出すのが上の青いフレーズです。
まだまだ・・・若いかもしれません。わたし。
そういえば、桜の色は
底に青のあるピンクですよね。
白磁のまざったピンク。
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