莫山カレンダー

諏訪 幸子

2011年06月26日 09:36

お料理のせい子先生から
送っていただいた故榊莫山さんのカレンダー

なくなった時には今年の分は仕上がっていたと・・・
12月は、さようならのような杜甫をうたったサンがついていました。

さて、6月は
「杜甫草堂ハ
 冷花渓ノ
 ホトリニ
 アル。
 雨ノ日モ
 風ノ日モ」
 
成都ニテ
莫山

となっていて、そのあたりの景色が水彩で。

杜甫がくらした草の庵は
「冷い花の水辺」の名のある地のほとりに立っている。
雨の日も、風の日にもずっと。。。

四川省のみやこにて。
莫山

と訳してみました。
訳してみると・・・・梅雨寒の孤独が少々。
高校時代、習った杜甫をもう一度読んでみたくなる思いです。

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