梅雨の晴れ間

諏訪 幸子

2010年06月28日 10:24


庭の桐の木からさわやかな風。
梅雨の晴れ間。

人の一生を季節で例えるのは
とても基本の言葉の遊び。

春夏秋冬に色があり
青春、朱夏、白秋、玄冬(玄人・・黒)
東西南北もあって、
東南西北で、春夏秋冬。

動物は、龍、孔雀、虎、亀
で、こじつけにはなるが春夏秋冬。
地形でゆくと、川、池、道、山
で、春夏秋冬。。
御存じのように平安京は、この風水で
つくられた。
イギリス人が、東がアッパーなのは、
西洋と反対と言っていた。
ウエストサイドストーリーはワーカーの話だった
ので、アメリカでも日本と同じ、東がアッパー?

イギリスは東(ヨーロッパ大陸)から働き手がやってくるとしたら・・
日本と反対かも。
大陸の位置が違う。

どうせ、風水も熟語も漢字が基本。
まぁ、西(中国大陸)からやってきた言葉。

人生が広がる夏の時期は
前へも後ろへも進めずに、
時間が止まったようになると
伊丹一三さんが書いていた。
彼の四国での次期、夏休み
蝉が鳴き午後 時間が止まる。
前へも後ろへも進めない。

玄冬への入口にいる私。
山がたちはだかっている
予感がして・・・
風がとまって、凪のような
時間が今。
前へも後ろへも多分
動けない。。。

虎から亀への変身を
する必要をかんじつつ今日。
梅雨の晴れ間にいる。。。
大きな桐が葉をゆらすと
ペアガラスのはめられた家の中から
風が「見える」


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