庭の飯桐(イイギリ)の青葉若葉
緑したたる頃となりました。庭の桐の木は御所からやってきた木です。
ハート型の葉は伸びやかで、茎が少し赤くて青桐より小型。
青い実をつけますが、落ちてしまいます。
赤くなると
このサイトの写真のようになるらしいです。
母が、京都御所の西の府庁前の小学校で教諭をしていて、
理科の先生が御所の「いい桐」という秋に南天の束のような実をならせる
木を未生で苗を作ってられて、それを南禅寺の実家で育てました。
家の前で結構大きくなっていた脇芽を鉢植えにして、
30年近く前に宇治の家の正面に植えました。
160㌢くらいの苗木。
今は大木になって、二階の屋根をわずか超えます。
春の若葉がすくすくと大きくなる様は
少年の成長をみるような気持ちのよさです。
すっかり葉をひろげて、これからの夏は木陰を作ってくれます。
少しの雨なら下にいれば、立ち話も傘なしで。
木漏れ日も雨もそれぞれ楽しめます。
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