プンク マインチャ

諏訪 幸子

2010年05月27日 22:38


秋野イサムさんの絵本です。
多分、1作目。
先日、姉小路近くの堺町画廊で、
イサムさんの個展がありました。
絵本や、Tシャツも売っていたので・・・
また、プンクを買って、
表紙の裏に絵を描いてもらいました。

前回は、宝石を食べている鳥の絵で、
今回は、キツネの絵でした。

その時の気分で、私のイメージで
絵を描いてくれはるような気がします。

両手に指輪を4個はつけるので、前回は鳥。
今回は、少し私の中の母性が見えたのでキツネかしら?

プンクはネパールの民話で、
「シンデレラ型」でもあります。
亡くなった母がイメージを動物や鳥に変えて
娘を守るのがシンデレラ型ですが、
日の光の再来というほどの結末はプンクにはありません。

そのかわり、黄泉の国との往来があります。
こぶとりじいさんのお話の型が混じるようです。

イサムさんの描いてくれたキツネは
作品では、山羊の首と二股になっているのですが、
絵では、きれいに一つ。
月と星がかかれていて・・・・なかなか
カッコいいきつねです。
たっぷりと力強いキツネにちょっと励まされる思いです。
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