はちみつと人間社会

諏訪 幸子

2007年04月24日 14:59



写真は家の台所のはちみつの大瓶です。
昔ながらのハチミツで、料理につかいます。

アメリカでミツバチが巣を捨てて脱走してしまったニュースが流れました。
死んだのではなくて、全員つれて女王ともに消えました。
理由は単体の植物の蜜ばかりを採取して「ストレス」がたまり
ある日、決心して全員が脱走したというのです。
「いろんな自然の蜜を集める」のは楽しい作業なのに・・・
人間のため、クローバーのみの蜜。
薔薇のみの蜜・・とコントロールされて・・・くたびれはてて
逃げたのではないかと報告していました。 (笑) 
人間は社会的な「動物」である・・と習ったのは初めての哲学の授業。
目からうろこでした。
蜂は社会的な「昆虫」ですね。
あり もそうです。
チームを組んで分業してくらす生き物は社会的な生き物です。
単独では生きていけないんですね。

コントロールされて自分の持ち場を守って、勤勉に仕事をします。
そして、「ストレス」がたまると・・蜂は逃げ出しました。。。

人間は?  戦争でしょうか? ヒッピーになるんでしょうか?
年金ヒッピーの時代がやってくるかもしれませんね。
だって、もう9時5時の仕事・・飽きちゃいましたものね・・・

クローバーの蜜、レンゲの蜜、とひとつではないものを
楽しめばいいんですよね。
人間にとって、それは町中の自然やお寺や京都の山紫水明や
おいしいお茶なんではないでしょうか?そして違う文化への旅。
心の中での旅でもそうです。
ちょっと桃山時代へ・・心を飛ばす。
人間は文化的な動物でもあります。。。
そんなヒントが「京つう」のサイトにはいっぱいありますね。
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