髙木のぶ子「せつないかもめ」

諏訪 幸子

2009年12月03日 17:40

ひさしぶりの文庫。
今どきのテーマを正面からあつかった小説。

離婚、いじめ、自殺、宅間の問題、サカキバラの問題。
などが、九州の海辺の町を舞台に
中年の女性と中学生の女の子の間で
展開する物語。
ものがたり・・・というのは終わってしまって
語れる・・・お話のことだとすると
終わっていない感の強い小説だった。

海辺のお話。題名通り。