数寄者とは
お茶の世界では、その世界に住む人の事を数寄者(すきしゃ)といいます。
「好き」に通じる音ですね。
写真は四君子苑で撮ったものです。
お茶室を中心に作られたお庭です。
「なぞなぞ」がいっぱい仕掛けられていました。
例えば、菩提樹が2本。
例えば、胸まで埋められた石仏
その石仏の視線は・・・・どこを見ているのか?
ちょっと斜めになってられます。
車石にならんで、石室の蓋なども
お庭の石に使われていました。
お茶室は大文字さんの送り火をみる位置が、お正客。
関西の「ボケ」がいたるところに仕掛けてあります。
「つっこみ」は心の中で。
これを作られた数寄者「故北村氏」が、
「遊ぼう」と誘ってくださっているのがよく分かります。
まぁ、私もこの齢になって、分かるようになったんですが。
面白くて、美しい遊園地でした。
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