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2012年04月27日

蘇州の事

3月の終わりごろに、
高級茶芸師という中国の資格の
講習を受けに、蘇州に行っていました。
寒山寺や、水郷のイメージと違って
大都市に蘇州の町は育っていました。
本来、ビジネスの拠点都市だったそうです。
水路の発達は交易の跡であることが多く
納得できます。

忘れないうちに少し蘇州の事を・・・
人々は小柄で、手足が長く
中国人・・・で私たちが思い描く像とは
少し違いました。
洗練されたバックグラウンドを感じさせる
何ものかがありました。

使う人と使われる人の差は
あいかわらず、日本人には馴染めません。
それは英国の方と出会っても過去に感じたものです。

蘇州家人飯店に8日ほど滞在しました。
はじめはふくれっつらだったボーイが
最後の頃は、横を向きながら・会釈しました。
そんなに緊張しなくてもいいのにね。

私は、どこかへ学びに出る時などは、
一人であることが多いです。
仲間は大切ですが、時に時間が無駄になります。
はじめは「自分一人で勝負」です。
そのあと、様子がわかれば、複数もまた楽しです。

学ぶ事が多くて無我夢中でした。
文化大革命で、文化をいったんリセットした国ですので、
今、博物館も新しく造り、お茶なども
国が資格を増設して認定に大わらわなのでしょう。

個人で、できれば蘇州大学の先生から
お茶および、周辺の事をできれば、英語で
講義を受けたい・・・という希望だったのですが、
形になったのは、
高級茶芸師のスクーリングを日本語で・・・という
ものでした。
先生は30代の美しい女性で、
新潟大学で、経営学の修士を取得していました。
忍耐強く、一対一で、
理論は既習済みと認めてもらえて、
実技のみを集中講義で教えてくれました。
12単位取得してきましたが、
試験を受けるためには24単位の連続取得が
義務です。
・・・・・・どこか壊れていて、つい深みに
はまる私は、たぶん、蘇州へこれからも
わたって、最後の試験まで行くことでしょう。
心と体をしっかり鍛えて、
蘇州に挑みたいものです。

観前街という繁華街に滞在したのですが、
本当に心斎橋のど真ん中な風は場所でした。
ファミリーマートも、マクドナルドも、恋ぶ寿司も、ケンタッキーも
もちろん、蘇州料理も、台湾すぃーつもいっぱいありました。
8日間、中華料理を3食食べて・・・
それほど、太らずに帰ってきました。
美味しかったです。
いつも思うのですが、日本の中華は脂っこくて、量が多いですね。

なんせ、中央集権な国ですので、
ごみのシステムや、バイクの禁止(電動のみ)など
一斉に変化をしていました。
庭の太湖石や、梅の木の仕立て方をみていると
ギザギザ、ジグザクで、チマチマで、
日本の盆栽が高値で売れるのがとてもよく理解できました。

思いつくまま書きましたが・・そんなとこです。




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Posted by 諏訪 幸子  at 11:05 │Comments(0)お茶茶茶茶

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