2011年07月10日
煎茶道@京都
瑞芽庵(ずいほうあん)流の鳥越水仙宗匠のお点前。
お煎茶の全日煎の本部は宇治の黄檗山にあります。
毎月8日の布袋祭には
お煎茶の釜がかかります。
筵を述べるともいいます。
喫茶文化のひとつの形で、江戸期、上田秋成などの
文人(学者)によって開かれた形式ともいわれます。
学びたくて数年調べて、1年前二條流に入門しました。
大きな流派の小川流は全日煎には入ってません。
宇治に住んでいて、ご縁のあるところに・・・
この写真のお流派は宇治のお流派です。
私は、京都育ちで、田能村直入や富岡鉄斎はとても
身近な文人でもあります。
明治以降、女性の礼儀との兼ね合いで、
ちょっと保守的なイメージがひろまりましたが、
元をたどれば、素朴で面白い世界です。
7月の担当の瑞芽流の道具組は、
こんな風でした。
まぁ、文人さんがスタートなどで、
文房飾りを書院に飾ることもあります。
盛り物がでるのも、特徴のひとつで、
根を見せた蘭の鉢などもたばこ盆代りにでることもあります。
流派の数も結構多くて、バラエティが楽しい茶道です。