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2009年01月07日

お茶の力


写真は私の大好きな
品種ストレート茶おくみどりの茶葉です。

リビングや自宅でお茶の講座を持っているので
少しお茶の基礎知識を紹介してみますね。

奈良時代、薬として入ってきます。
今もからだにいい成分が多いといわれる所以です。

しかし、美味しい事が一番大切。
光泉洞ででも、京都で一番おいしい「京番茶」を
炒り立てを配達してもらって毎日煮出して・・・
おだししています。

①では、茶の由来は

茶葉を乾燥させて飲みはじめたのは
中国。
文字文化が定着していて
記録があるせいでもありますが、4世紀には
飲まれていたと言えます。

詳しく茶の事がかかれた陸羽の「茶経」は8世紀。
その唐の時代に
奈良へお茶が伝わります。
遣唐使の時代です。

平安末期に僧「栄西」が
京都に茶を持ってきます。
その歴史が高山寺に茶畑として
残っています。
鳥獣戯画でも有名なお寺で
高山寺の明恵上人は、
夢の達人であり
お茶と絵巻物の保護者でもあります。
あの辺りには画師が
たくさん住んでいたそうです。

その高山寺のお茶畑は
私が扱っている
楽市の吉田銘茶園
吉田家がいまでも管理しており製茶も宇治小倉の吉田の工場でなされます。
そして、高山寺へ納められます。
昔には、高山寺の栂ノ尾のお茶を「本茶」と呼び、
新興の宇治のお茶を「非茶」と呼んだ時代があるそうです。
今も心と敬意を持って高山寺のお茶を摘んで加工してられます。

私は河合隼雄さんのファンで、
明恵上人については彼の本で知りました。
「駒影」というお茶も宇治のお茶です。
明恵さんが乗った馬のひずめの跡から
お茶の木が育ったそうです。
木の上で瞑想したといわれる明恵さん。
瞑想する補助にお茶が役だっていたのでしょう。

唐から運ばれてきた時には
お茶は中国茶でした。
中国の緑茶製法のものであったといわれています。
(ウーロン茶は青茶製法)

さて、京の都で普及するにつれて、
抹茶であった禅宗のお茶と
煎茶法との2種が定着してまいります。
煎茶のルーツは宇治の黄檗山万福寺。

中国では、緑茶は釜炒りですが
日本では蒸し製法が確立します。

そして、人肌の温度で飲む
ビタミン豊富な日本茶が出来上がります。

井伏鱒二の「黒い雨」の中で
原爆症と戦う庶民が
子供に毎日抹茶を1椀飲ませる
場面がとても心に残る書かれ方でした。
同時に桃の絞り汁を飲んで
生き残る場面もありました。
現地での調査が下の迫力がある
場面ですが、今日、茶カテキンの
抗がん作用が確認される
ずっと以前に書かれた作品です。

話がいったりきたりしてごめんなさい。
お茶を毎日淹れて飲む・・・
一番心落ち着く時間です。
是非、喫茶の習慣をあなたも持ってください。





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Posted by 諏訪 幸子  at 21:41 │Comments(0)お茶の基礎知識

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