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2013年12月16日

顔見せ

桜吹雪
昨日、観てきました。
二代目猿翁
四代目猿之助
九代目中車
襲名披露の南座顔見世。

昼の部なので、口上はなし。ちょっと残念。
みどころは、やはり愛之助と中車でしょうか・・・

そこは、襲名披露
亀治郎改め猿之助です。
義経千本桜で、宙乗りで、六法。
静を送り届けた忠信が、実は狐の物語です。
その義経は、藤十郎です。
万年娘のもと扇雀。八〇歳。。。くらいでしょう。
白塗りして、きれいなお顔で義経。
ただ、声のハリが悪く、聞き取りにくいのは
こちらの聴力の衰えだけともいえません。

三代目のキツネは見ておりませんが
数年前、故官九郎のキツネを観ています。
コミカルで、素敵でした。

それに、負けず劣らず、
上手なキツネで、宙乗りも楽しめました。
通る高音の声がよくキツネを感じさせます。

宙乗りの時、三階にひっこむ猿之助から桜吹雪が
どっさりと落ちてきます。写真はそれです。
和紙で作ってあり薄くてひらひら舞います。

さて、中車
森鴎外の「爺さんばあさん」で、歌舞伎といっても
演劇モード。
前回が、玉三郎 仁左衛門で観ています。
下世話で、親しみやすい作になっていました。
中車は白塗りでいい役です。
敵役が似合うでしょうに・・・・

前回の敵訳は、市川海老蔵!
酒によって絡んで切られる。
ドーンと賀茂川に後ろ向きに落ちました。
酒によって青くなるのが迫真でした。

今回は、右近。さらりとした悪役でした。

中車も愛之助も大変上手な役者さんです。
着物がはだけてしまうのは、子供の時から着てないからでしょう。
それとも、筋肉の付き方が現代劇と歌舞伎では違うのでしょうか?

愛之助は、躍らせても、舞わせても、
そつのない役者さんで、色気があって魅せてくれはります。
出すぎず、努めてられる様子でした。
そら、猿之助の襲名やし。
愛之助さんはいつ何を襲名しやはるのかと
今からちょっと気になります。

・・・・・海老蔵が見たい。。。。。。。
桜を見ながらお茶飲みながら、思っています。

タグ :歌舞伎

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Posted by 諏訪 幸子  at 11:49 │Comments(0)京都

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