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2010年02月13日

不思議な旅行

京都に生まれて育って
天橋立が、未体験ゾーンでした。
父母のささやかな新婚旅行の地だったので
若い父の「またのぞき」の写真が残っています。
岡崎中学校で、「サンマ」のあだ名をいただいていた
頃の細かった父です。

夜は丹後神野のカニ民宿へ。
ところが、駅に着いたとたん、
不思議な既視感がします。
迎えにきてくれた民宿の
御主人に
「このあたりはミナトといいませんか?」
と尋ねますと

「はい、湊ですよ。」
との答え。
小学校時代
岸上先生(もと京都市長も岸上教室出)
というユニークな体育の先生が担任で、
夏の臨海学校がこの浜でした。
宿泊所の昼のカレーや
桟橋のクラゲ。
水泳帽の線が5ホンあって、夏に泳げるように
なると1本減ること。
・・・・あふれるように思い出がよみがえります。

帰りにも天橋立によって
元伊勢籠神社におまいりしました。
建国記念日で、祝詞の最中。
今は伊勢にうつられた天照大神と
豊神。
左右に海の神と山の神を従えた
それは古い神社でした。

雨にけぶる天橋立をみながら、
カフェドパン で、サンドイッチと紅茶
つれあいは、橋立ワインの赤と白。
カモメやサギがたくさん舞うのをみながら。
へしこ を買ってかえりました。

若狭の藩士の孫であった京都生まれの
父の好物でした。
関東そだちのつれあいも好きな
珍しいお味です。
大根のスライスと一緒にそのまま
糠を取ってスライスしてお酒のあてに。

父は焼いて食べていました。
焼くと煙と匂いが強い古い発酵食品です。

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Posted by 諏訪 幸子  at 10:55 │Comments(0)諏訪幸子の気まぐれ日和

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