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2009年10月03日

生麩付きお定食(生麩定食)@光泉洞

生麩付きお定食(生麩定食)@光泉洞
生麩定食(生麩付きお定食1800)は、うちの看板メニューです。
1996年に光泉洞寿み
オープンする時、一保堂さんの京番茶と
麩嘉さんの生麩は出したいと思いました。

番茶は父方の吉田の実家、もと錦林薬局の家が
いつも沸かしていたお茶。
麩は、南禅寺の母方の祖母が御所のそばまで買いに行っていた味。

京都生まれ、育ちの私のルーツです。
この田楽の形は、
くしに刺された田楽の形式です。

今は、もうなくなった
三条河原町を京極に向かってちょっと
入った左にあった駿河屋のお菓子やさんの
2階で、黄粉とあんこを添えて生麩が出ていたのが
若かった私たちの楽しみでした。
この田楽のかたちで温めて出てきました。

テーブルに添えられた釜からお湯をくんで
抹茶をセルフでたてながら・・・
食べた思い出のものです。

今はやりの和スイーツの40年前の姿でしょうか?

粟とヨモギの2種を「手前みそ」で
お出ししています。ご飯のおかず。
おばんざいではなく、ちょっとご馳走。

ご飯は少し雑穀がはいっています。
おかずが油のものもするので、
そのほうが、合うように思って・・・
パウンドは、季節での
簡単な手作りです。
家のパウンド。
ケーキ屋さんの豪華な
手の込んだものとは対極です。
単純に作ってあって、
ちょっとポソッとします。
なかなかしっとりといかないのが悩みです。

京都の私らが作るご飯、どうぞ。
そうえいえば、今日
宇治では田楽祭です。
中世の装束で、踊る
古いお祭りが再現されています。
衣装も踊りもなかなか本格的です。
秋のハーベスト
収穫祭でしょう。ハロウィーンも収穫祭。
でも、万聖節でもあって、どうやら鬼、悪魔も
でてくるらしいです。西洋では。

収穫祭はもっと単純。
お盆の怖さはありません。
美味しいお祭りです。


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Posted by 諏訪 幸子  at 10:14 │Comments(0)お昼どころ「光泉洞寿み」

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