2009年08月11日
祇園の事
昔、祇園は特別な場所で、
父が二中の同窓会が「一力」であるのが
家で話題になるような・・・そんなとこでした。
先週末、東京からお墓参りで帰省した
友人夫婦が「おばんざい」のようなものが
食べたいというので、
ガイドブックで調べて 行きました。
寿美さんと私・・・の同級生です。
料理も上手で、京都の菓子屋の娘。
ご存じかもしれませんが、私の「光泉洞寿み」
は、本当の京都の家庭料理の店です。
それを経営している私たち寿美さんと二人も同級生。
彼女のつれあいはTK大のプロフェッサー。
東京育ちの私のつれあいともども 理系。
その彼が京都のおばんざいを食べたい・・・と。
父が二中の同窓会が「一力」であるのが
家で話題になるような・・・そんなとこでした。
先週末、東京からお墓参りで帰省した
友人夫婦が「おばんざい」のようなものが
食べたいというので、
ガイドブックで調べて 行きました。
寿美さんと私・・・の同級生です。
料理も上手で、京都の菓子屋の娘。
ご存じかもしれませんが、私の「光泉洞寿み」
は、本当の京都の家庭料理の店です。
それを経営している私たち寿美さんと二人も同級生。
彼女のつれあいはTK大のプロフェッサー。
東京育ちの私のつれあいともども 理系。
その彼が京都のおばんざいを食べたい・・・と。
そんなもん、夜に食べるんやったら「自宅!」と
思ったのですが、
ガイドブックで見つけて行ってきました。
東京の材料では京都の家庭料理が本当の味にならない
そうなんです。
そして、私も
1萬円近くとる「おばんざい」なるものが
是非、食べてみたかったのが本音です。
祇園の甲部。
昔、彼女が踊りを習ってたあたり。
「◎寅」 豆寿司とおばんざい のお店だそうです。
素敵なお茶屋の建物です。
ノレンもそれらしく中途半端。
入ると暗い。
いかにもの京都のおかみさん風がお出迎え。
いかにも京都と思わせる雰囲気です。
・・・・でもなんとも「お化け」な感じがいたします。
お料理はおいしく、うつわのデザインもよく。
量は少なく。
かわいらしいお料理が並びます。
雰囲気を食べる感じですね。
おつゆの中で寝てる小芋がぞんざいでした。
ほったらかされた感じですね。
1萬近くとるのやったら角をたてて剝いてほしいです。
そやけど、おばんざいのコイモはまるく角がほどけるように
炊いてほしい。値段との自己矛盾。どちらでもない小芋。
久しぶりの友人との会話で料理が二の次になったのは
否めません。
私たちの席の両方とも東京あたりからのお客様だけ。
左は子供づれ。右はマダム連。
喜んで食べてはりました。
最後のお菓子は「抹茶わらびもち」
塗の銘々皿に2重になって塗のようじがついて。
右のご婦人がたから感嘆の声が!
私と友人の口からは不満の声が!
「これは・・・ないやろぉ。」
その理由は書きません。
ご想像にお任せ致します。
「このお店いつからやってられます?」私。
「そらもう、はじめからです。」おかみさん風のおばさま。
「・・・へぇ。」
「すんません、領収書お願いします。」出口で私。
東京の店の名の領収書。
「いやぁ・・KCさんですの・・・何年目?」私
「はい、6年目です。そやけど30店舗くらい京都でやらしてもろてます!」おばさん。
「いやぁ すごいですねぇ。。。ほな おおきに」私。
外へでてから
「ええかげんにしとけ」 私のつれあい。
でも、建物が残ってありがたいと本当に思っています。
京都人の私の本音です。
思ったのですが、
ガイドブックで見つけて行ってきました。
東京の材料では京都の家庭料理が本当の味にならない
そうなんです。
そして、私も
1萬円近くとる「おばんざい」なるものが
是非、食べてみたかったのが本音です。
祇園の甲部。
昔、彼女が踊りを習ってたあたり。
「◎寅」 豆寿司とおばんざい のお店だそうです。
素敵なお茶屋の建物です。
ノレンもそれらしく中途半端。
入ると暗い。
いかにもの京都のおかみさん風がお出迎え。
いかにも京都と思わせる雰囲気です。
・・・・でもなんとも「お化け」な感じがいたします。
お料理はおいしく、うつわのデザインもよく。
量は少なく。
かわいらしいお料理が並びます。
雰囲気を食べる感じですね。
おつゆの中で寝てる小芋がぞんざいでした。
ほったらかされた感じですね。
1萬近くとるのやったら角をたてて剝いてほしいです。
そやけど、おばんざいのコイモはまるく角がほどけるように
炊いてほしい。値段との自己矛盾。どちらでもない小芋。
久しぶりの友人との会話で料理が二の次になったのは
否めません。
私たちの席の両方とも東京あたりからのお客様だけ。
左は子供づれ。右はマダム連。
喜んで食べてはりました。
最後のお菓子は「抹茶わらびもち」
塗の銘々皿に2重になって塗のようじがついて。
右のご婦人がたから感嘆の声が!
私と友人の口からは不満の声が!
「これは・・・ないやろぉ。」
その理由は書きません。
ご想像にお任せ致します。
「このお店いつからやってられます?」私。
「そらもう、はじめからです。」おかみさん風のおばさま。
「・・・へぇ。」
「すんません、領収書お願いします。」出口で私。
東京の店の名の領収書。
「いやぁ・・KCさんですの・・・何年目?」私
「はい、6年目です。そやけど30店舗くらい京都でやらしてもろてます!」おばさん。
「いやぁ すごいですねぇ。。。ほな おおきに」私。
外へでてから
「ええかげんにしとけ」 私のつれあい。
でも、建物が残ってありがたいと本当に思っています。
京都人の私の本音です。
しかし・・・
そんなお店が、そないに仰山お店出したはるんですね~
なんやしらん、いっとき、外国の方の日本土産にあった、ブロケードのキモノを思い出します。
やはり天才やと思います。
「エビスビール」の広告みたいに
人が思うイメージを具体化した
店を作られます。
時に、本物より本物に見えるのですが
その違和感がシンドイです。 くどい。
中華だけで止めておいて欲しいですが、
でも、あれでもお茶屋の建物は残ります。
ハードが残れば・・・ソフトはいつでも
かわれますし、戻れます。よね?
時々拝見させていただいております。
母が京都、父が九州福岡
そして私は今沖縄で生活しております。
どこの観光地でも同じなのでしょうね。目一杯のらしさがもてはやされているのでしょう。
母に仕込まれた季節のおばんざいをこちらの方におだししても 誰も京都のおかずだなんておもってくださいません。京風と東風の区別もここ沖縄にはありません。しかたのないことなのでしょう。また反対に沖縄にたいする他県の方々もらしさに満足して帰られるようです。何度も見える沖縄通の方々でも同じですから。観光立県ゆえのジレンマかもしれません。
だからこそ地元で本筋を守り伝える大切さが必要なのかもしれません。
どうかだいじにまもっていただけますように。
コメント有り難うございます。
是非、京都の茶会へもお遊びにいらしてください。
沖縄では、国際通りから平和通りに入って、
衣類の公設市場近くの中国茶屋でウーロン茶を飲みます。
沖縄の地元の方たちはコーヒーのモカを注文される
事がおおいです。
コーヒーはトーストとセットでお安い。
何杯も何杯も・・・とろとろと時間をカウンターで過ごします。
タオルの上に乗った聞香杯に茶海から何杯も。
行きたいです。。那覇。
あの方でしたか。
噂では、京町家で50坪以上のものが売りに出れば、必ず買うと、京都の不動産屋さんに内金を渡したはるとか・・・
そないしはって、30店舗なんですやろかね。
ご近所に新しいお漬物やさんが出来た時、割烹着を着せた年配の女性ばかり雇われました。
いかにも、手作りの雰囲気をだそて、オーナーのライターさんは計算しはったんですやろね。
うちら、ようしまへん・・・
甘いンですやろね。
原価と減価を計算しやはって・・・
工場生産でベースをつくらはって・・・
そうやって吸い上げていかはるもんが
自家用ジェットとかに
最後はなるのでしょうね。
京都の文化とは縁遠いものですが、
でも、働く場を京都に作ってくれてはるのですね。
私は割烹着を着た事がありません。
母も着てません。祖母は必ず着てはりました。
ここしばらく、せっかくの均一文化の日本が
アジアやヨーロッパではあたりまえの
二層社会へ変わってゆくのが悲しいです。