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Posted by 京つう運営事務局  at 

2012年04月11日

花に嵐のたとえもあるさ・・サヨナラだけが

今日も、とうとう宇治では、雨が降り始めました。
桜が満開なのです。
この時期には、必ず
「花に嵐のたとえもあるさ・・・さよならだけが人生だ」という
フレーズを思い出します。

雨にぬれたり、風に吹かれる桜は風情があります。
桜の幹が黒くなって桜色が一段と明るくなります。

上のフレーズはある作家の有名なものです。

第二次世界大戦のおり元気に執筆して
戦後、たまがわ上水にながされた人です。
自殺? 他殺?・・・当然無理心中でしょう。


さて、旅にでるたびに・・・からなズ
帰路の乗り物に乗っていることを
予測して・・・最後の乗り物に乗るとき・・
「やっぱり・・」と思います。
私なりに、予行演習をしているつもりです。

桜が咲くと・・・後何回見るのだろうと思います。
最後の桜がきっと来るのを
待っている自分がいて・・・その時、
思い出すのが上の青いフレーズです。
まだまだ・・・若いかもしれません。わたし。

そういえば、桜の色は
底に青のあるピンクですよね。
白磁のまざったピンク。

  


Posted by 諏訪 幸子  at 11:14Comments(0)諏訪幸子の気まぐれ日和