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Posted by 京つう運営事務局  at 

2008年12月03日

縦のライン


光泉洞の玄関を中から見たところ。
間口3間、奥行き5間といわれる
間取りで、おくに深く入口がせまい。

縦のラインを多用してすっきりと
見せる工夫があらゆるところに
してあるのが京町屋。
京格子が細いものがおおいのも
その理由から。
障子も細く縦を強調したデザイン。

前の小路、大路に面する部分が
店(見せ)の場でその権利を
皆で分け合った(取り合った?)
なごりかもしれない。
奥には井戸などを共有した歴史が残っている。

奥の庭が坪庭になっていて
その小さな庭の奥にはまた
杉の皮が張ってあって、
それも、縦。山の中の風情を模している。

光泉洞で、どうぞ、実物をご覧ください。  


Posted by 諏訪 幸子  at 23:30Comments(0)お昼どころ「光泉洞寿み」